Ground work
(BBM | TRL 1〜3)
技術経営戦略と要求定義 | 「研究で終わらせない」ためのブレない土台作り
技術シーズを事業化へ導くための基本設計段階であり、プロジェクト全体の成功率と投資対効果を左右する最重要フェイズ。
宇宙開発思想に基づく要求分解と市場性の精査により、開発の「魔の川」を確実に突破します。
「研究で終わらせない」ための、ブレない土台作り。
多くの新規技術開発が頓挫する最大の理由は、開発着手前の「要求定義」と「ビジネスモデル設計」の曖昧さにあります。
Ground workフェーズでは、OSSE(OUTSENSE式システムズエンジニアリング)の要求分解(V字モデルの左上)に基づき、市場ニーズと技術シーズを精緻に接続。部門間やパートナー間の認識のズレを防ぎ、手戻りのない強固な開発ロードマップを構築します。
Phase 01 の主な成果物(ドキュメント体系)
解決すべき制約条件、物理的限界、特許侵害リスクの洗い出しと回避戦略。
求められる性能、機能、寸法、コスト、Must/Want要件の厳密な優先度定義。
技術成熟度レベルの客観的可視化と、フェーズ移行(Go/No-Go)判定基準。
試作から量産・市場投入に至る段階的スケジュールと概算開発予算策定。
Ground work の具体ワークイメージ
机上の調査からビジネスモデル、開発要件合意までを一気通貫で推進
ビジネス計画策定
デスクリサーチ
国内外の市場規模・業界トレンド調査、競合製品スペック比較、特許出願状況のベンチマーク分析。
エキスパートインタビュー
現場管理者・専門商社・見込み顧客への直接ヒアリング、真のペインポイント抽出とインサイト調査。
PL試算・意思決定資料作成
商品PLシミュレーション(3シナリオ別損益分岐点試算)、経営層・投資家向け社内上申資料の作成。
開発計画策定(PRS / WBS)
開発要求定義(BRD)
顧客課題から展開した機能・性能・コスト・環境耐性要件、Must/Wantの優先順位付けと妥協点の整理。
技術仕様落とし込み(PRS)
各構成要素(構造、材料、加工法)の定量的スペック設定とトレードオフ検討、特許侵害リスク回避。
ロードマップ&WBS策定
試作から量産・市場投入に至る段階的開発移行計画、タスク分解と必要予算・リソースの見積もり。
開発座組構築 & プレテスト(リバースエンジニアリング)
製造能力・アセット棚卸し
既存工場の生産能力、設備稼働率、内製/外注判定およびコスト比較表の作成。
協業スキーム・商流設計
開発費負担、知財帰属、製造マージン等の取引条件、To-Beバリューチェーン図の作成。
リバースエンジニアリング
海外先端製品等の現物調達・分解解析、性能差の原因究明と回避特許・自社優位性の整理。
Ground work(構想フェーズ)に関するよくあるご質問
プロジェクト初期のご相談や進め方について、多くいただくご質問にお答えします。
Q. まだアイデアや技術シーズが漠然とした段階ですが、相談できますか?
A. はい、大歓迎です。Ground workフェーズはまさに「何から始めるべきか分からない」「シーズ技術はあるがどの市場に適用すべきか迷っている」段階のための伴走サービスです。自社の技術棚卸しや特許・市場調査からご一緒し、ビジネスモデルと開発要件の輪郭を具体化します。
Q. 自社チームが将来内製化できるよう、SE手法の講義やワークショップのみの依頼は可能ですか?
A. はい、可能です。部分委託プランの「BDプラン」をご活用いただくことで、宇宙開発標準のシステムズエンジニアリング(SE)手法講義や、貴社メンバーを巻き込んだ実践的ワークショップ(要求分解・製品要求仕様書PRS策定など)単体でのご提供を行っています。
Q. Ground workフェーズの期間や費用の目安はどのくらいですか?
A. プロジェクトの規模・スコープにより異なりますが、標準的には1〜3ヶ月程度で集中的に実施します。技術課題整理表、PRS(製品要求仕様書)、TRLマップ、WBSなどの具体的成果物を作成します。公的助成金(ものづくり補助金等)の申請支援と組み合わせた費用対効果の高いスキームもご提案可能です。
Q. 競合他社との特許抵触リスクや、知的財産の帰属はどうなりますか?
A. 着手前に必ずNDA(秘密保持契約)を締結し、先行特許の調査・パテントマップ分析を行って抵触リスクを回避(迂回設計)します。共同開発で創出された新規知財(特許・意匠等)の帰属や権利配分については、事前の協業スキーム設計にて柔軟かつ公平に合意の上で進めます。
構想から量産まで、製造業の「0→100」を一貫支援
技術実装コンサルティング「SENSEPATH」
OUTSENSEでは、Ground work(構想・要求定義)を起点に、自社工場での高速試作・検証(Design & Build)、そして専用量産機開発・量産受託(Scale)まで、新規事業の立ち上げを一貫して伴走いたします。
「全フェーズを一括で委託したい」というプロジェクトはもちろん、開発初期のハードルを下げる「BDプラン(構想・要求定義)」からのスモールスタートも柔軟に対応可能です。